鼻中隔湾曲症の手術を受ける人のためのブログ

アレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症で手術を検討してる人、これから手術を受ける人にとって参考となることを徒然書いていこうと思います

【手術体験談】その5 入院2日目(手術当日)

前回までの記事はこちら

 

vayasikofu.hatenablog.com

 

〇いよいよ手術当日

手術当日のスケジュールはこちら

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手術着に着替えいざ手術室へ。


手術時間は2時間半

 

看護師さんに誘導され手術室へ直行。

手術台へ乗せられ、体を固定される僕。

 

点滴やマスクを口に装着していよいよ手術本番という状況に、、!

 

口にあてるマスクから麻酔ガスが出てるのかと思ってたんですが、マスクは呼吸確保のためみたいですね。

手術初診者はみんか誤解してるよね(笑)

 

「それじゃ麻酔かけますね~」 

 

(あれ、ぜんぜん効かねえぞ、意識バリバリあるぞ、これはやばいかも!!) 

と考えてた次の瞬間、ぐらっと視界が360度にまわりました。

ほんとにドラクエのモンスター遭遇シーンみたいに視界がぐにゃっと回りました(笑)

 

意識が段々と戻る。

あっもう終わったんだ。 

あれ、

 

喉が、喉が痛い!喉がカラカラすぎて痛い!!!水を飲ませてくれ!!!

というのが最初の感想(笑)

 

手術は出血も少なく、無事成功したみたいです。

 

手術が終わった後、容態が悪化しないように2時間くらいは安静室っていうところで看護師さんたちに見守られてるんだよね。  

麻酔が聞いてる間は胃が止まってるから水分を取れないみたい。

 

そんなことで喉がサハラ砂漠の状態で90分くらい耐え抜きました。

手術の痛みより喉の渇きのほうが辛かったかな。

 

看護師さんに連れられて部屋に戻るわけですが、足がもうもうフラフラ。意識はハッキリしてるのに足取りは泥酔状態で大変でした。

 

部屋に戻ってから鏡をみてびっくりですよ!

「Oh マリオ、、、」

鼻が膨れ上がり、まさにマリオがそこにいた。

 

手術前は、「ビフォーアフターの写真とって比較しよ~w」なんて思ってたのに、あまりにもショックすぎて写真も撮れなかった。

一生このままだったらどうしよう、、、 っていうね(笑)

 

 

鼻の中には、止血用のタンポンが鼻の奥の方まで入っているそうです。

 

病室に戻ると大量の綿球をもらいました。

要は、タンポンから血がにじみ出てきて鼻の穴から血が垂れ続けるから、自分で綿球を穴につっこんでそれをふさぎとめろと。

 

鼻の内部にはギッシギシにタンポンが。鼻の穴につめられている綿球。

もうそこは完全に嗅覚の失われた世界。

呼吸は全部、口呼吸です。

 

慣れるまで、犬のハァハァハァって慌ただしい呼吸といった感じ。

 

この日は夕食は液体状のご飯を食べたわけですが、不思議と美味しい。

「洞窟の暗闇に生息している生き物は視覚が退化して嗅覚が鋭くなる」、みたいなそんな感じ。

 

味は全く感じられないけど食べ物の触感とか、舌の上に広げる甘みと苦み みたいな。そんな普段感じられない感覚が新鮮で、食事が楽しかったです。

 

嗅覚がなくなると水の口当たりの違いがよくわかる。

軟水の口当たりってすごくいい(笑)

 

病院食って料金が法律で決まってて、どこの病院で食べても負担額は同じみたいです。

だったらおいしいもの食べたいよね。

 

あと、鼻がふさがるから鼓膜に圧がかかって、たまにチクっとした痛みがあったけどそんなに気にならないくらいだったかな。

 

 

貰った痛み止めのおかげで、ぐっすり眠れました。

 

次回は入院3日目です。

 

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