鼻中隔湾曲症の手術を受ける人のためのブログ

アレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症で手術を検討してる人、これから手術を受ける人にとって参考となることを徒然書いていこうと思います

【手術体験談】その1 自覚症状と手術を受けようと思ったきっかけ

〇自覚症状

僕は生まれてこのかた、慢性鼻炎でいつも鼻水を垂らして生きてきた。そう、この30年弱を一言で表すなら、「鼻水との闘い」だったと断言できる。

 

重度のアレルギー性鼻炎持ちで、春夏秋冬、季節を問わず鼻水を垂れ流していた。

愛用はもちろん、ローションティッシュ(舐めると甘いやつ)

 

鼻をかむ回数が普通の人より数十倍も多いので、ローションティッシュでなければ鼻が赤くなってヒリヒリしてしまうのだ。

 

だからティッシュが無かったらどうしようっていつも不安で、会社のカバン、スーツの上着、遊び用のリュック、ズボンのポケットなどいたるところにティッシュをセットして大量に常備していた(笑)

 

僕の場合の自覚症状は主に鼻炎、あとは鼻づまりとくしゃみ

地味に、このくしゃみと鼻炎のコラボレーションがきつくて、くしゃみをすると鼻水が流れ出る、鼻水が出るとくしゃみが出るっていう負のスパイラルにおちいっていた。

 

もちろん鼻炎薬は毎日のんでたよ。クニヒロのやつ。

僕くらい重症になるとアレグラとかはもはや効かない(笑)

 朝昼晩で薬のんでたけど、副作用でめちゃくちゃ眠くなるんだよね。

しかも飲んで1、2時間は鼻水は止まるんだけど喉カラカラになるし、薬の持続時間が意外と短い...

 

あとは意外に思われるかもしれないけど、鼻づまりでツライという自覚はなかった。生まれてこの方、両方の鼻で呼吸をしたことがなかったから常に片方が詰まってる状態が当たり前になってたんだよね。

 

鼻呼吸って鼻サイクルというものがあって、30分おきくらいに左右の穴の鼻呼吸が入れ替わる人が多いらしい。僕は鼻中隔(鼻の左右を隔てている軟骨)が左側に曲がっているので、左穴の通りが元々悪い。つまり鼻サイクルで鼻呼吸が左穴に切り替わったときが地獄。

 

その詰まってる穴で鼻呼吸しようとするもんだから空気が通らない。自然と口呼吸になるようね、、、 無理やり口閉じて鼻呼吸を意識するとピーピー音がなるし。狭い軌道に空気を流し込んで音をならすっていうのは笛の原理。

 

あと長年の悩みだったのは舌に白い苔が付着すること。

ん?なにそれ?って思ったあなた。

「舌苔」(読みはゼッタイ)ってググってください。

 

風邪ひいて胃腸が弱ってるときとかに舌に垢が付着して白くなるらしいんだよね。要はこれが口臭の原因になると。

 

口呼吸の人って口内が乾燥しがちなんですよ。起きてる間はこまめに水分飲んでるからいいんだけど、寝てる間って数時間も口の中カラカラじゃないですか。

 

どうやらその乾燥が原因で舌苔が生成されるみたい。

舌磨きとかハチミツとかいろいろ試したけど、結局翌日には白くなってるし。

舌が白いとなんとなく不潔でしょ?

 

会話してるときもついつい気にしちゃってたんだよね。口開けて笑いにくいみたいね。

 

〇そんな僕が手術を受けようと思ったきっかけ

 

最も大きな動機は鼻炎のせいでかかる費用です。

 

僕が飲んでいたのは鼻炎薬A「クニヒロ」48錠タイプ1620円。

 

年間のかかる金額を単純に計算すると、

33.75円/1錠 

一回2錠飲む薬なので、1日の消費量は6錠

33.75円×6錠×365日=73,912円

 

ティッシュとかポケットティッシュに費用も加算するとたぶん年間で10万円くらいは使ってたんじゃないかな。

 

 

そんな僕が手術を考え始めたのは学生時代のこと。

当時、学生だった僕は手術には抵抗があったのだ。

長いこと入院しなきゃいけなそうだし、なにより多額のお金がかかりそう、、

時給950円のバイト代だけじゃ絶対に足りないなって。

 

それから数年後、社会人になって仕事も落ち着いて貯金もできはじめたころ、そろそろ真剣に鼻炎と向き合おうかな、なんて思った。

 

レーザー治療を受けたことあったけど逆に悪化して痛い目を見たことがあったから、やるならとことんやってやろうと、、!!

 

ネットで検索すると、「鼻中隔湾曲症 日帰り手術」なんて病院のHPが沢山出てきた。

よし、俺はやるぞ!もう根本的に直してやる!薬とはおさらばだ!

 

っていう覚悟で病院を探すことにしたのでした。

 

次回、病院選びに続きます。

 

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